Eclipse開発環境にAptanaを入れてみている
ちょっと前から開発環境をSpketIDEからAptanaにしてみている。というか両方をハイブリッドさせているのでApatanaも使用し始めた、といった方が正しいか。
Aptanaの有利な点は
- sdocが使い易い
- Code Assist Profilesビューが便利
ただし、拡張開発用ではないので、そのあたりはSpketIDEの力を利用して
- 新規プロジェクトで拡張用のディレクトリやbuild.xulの配置
- XULやXBLファイルはSpketIDEのエディタを使用
- JavaScriptファイルはAptanaのエディタを使用
- Code Assist Profilesにプロファイルを作成してJavaScriptファイルを登録
- XPCOM関係はSpketIDEのJavaScriptエディタに切り替えて補完機能を利用してコードの記述
って感じで両方を並行して使っている
Aptanaのsdocの利点(個人的に)
@alias
が非常に便利。ちょっと複雑なオブジェクト・ツリーになると補完機能が効かなくなるので、@alias
で補助的に書いておくと補完が効くようになる。
Code Assist Profilesビューの利点
複数のファイルを登録する事でファイルをまたがってコードの補完が効くようになる。
HTMLファイルなんかだとscript
要素を読み取って自動で登録してくれるけれど、XULファイルではさすがに無理で手動となってしまうのは残念だが長めのコードを書いているときはとても便利。
SpketIDEの利点
詳しい事は以前Eclipse plugin Spket IDE を試してみるに書いたので詳細は省略。
やっぱりXULやXBLを書くときは必要だし、XPCOMの補完はAptanaでは無理。
あと、Profile ExporlerというビューにXPCOMのクラスやインターフェースの一覧ツリーがあり、新たなものを発見するのに便利。エディタにドラッグ&ドロップでコード生成してくれるし。
XPIファイルの生成にもbuild.xmlを用意してくれるのでbuildが容易でもある。
どちらのエディタもサポートされていないもの
JavaScript 1.7以上には対応していない。
yield
を使用するとエラーとなるし、var [, name, value] = str.match(/(.+)=(.*)/);
見たいなことするとやっぱりエラーとなる。
ここらへんちょっと残念